
登壇した ボランティア団体「語り部KOBE1995」のメンバー

阪神淡路大震災で家族を亡くした親子が、それぞれの目線で当時の記憶を語る催しが神戸で開かれました。
この催しは、阪神淡路大震災を経験した親子がそれぞれの視点から当時の記憶語ることで、震災を知らない世代にも自分の家族を想像して、より身近に感じてもらおうと企画されました。
きょうは、ボランティア団体「語り部KOBE1995」のメンバーで、次男を亡くした崔敏夫さんが息子2人と、また、震災で母と弟を亡くした長谷川元気さんが父親とともに登壇しました。
その後、参加した人たちが阪神淡路大震災を経験した人と交流する時間も設けられ、当時の状況について直接話を聞いていました。
「語り部KOBE1995」は、震災の記憶や経験がない人たちに向け今後もさまざまな形で教訓を語り継いでいきたいとしています。