市内全ての市立中学校で、給食の提供を目指している神戸市に、新しい給食センターが完成し、開所式が開かれました。
神戸市西区に完成した「神戸市第二学校給食センター」。
1日最大1万5000食程度を調理することができ、2026年1月7日から灘区、兵庫区、北区の合わせて26の市立中学校に給食を配送します。
神戸市は、弁当を作る家庭の負担を減らすとともに、地元の食材などを温かい状態で味わってもらおうと、全ての市立中学校で給食の提供を目指していて、2024年12月には垂水区にも給食センターを整備しています。
センターでは給食を作る過程を見学できる他、体験やクイズを通して給食や地元の食材について学べるコーナーも設けられています。
19日は、鈴蘭台中学校に通う生徒会の生徒たちが早速給食センターを訪れ、神戸市産のシラスや味噌を使ったメニューを味わっていました。
第二学校給食センターが完成したことで、神戸市では2026年1月から82の全ての市立中学校で給食が提供されることになります。
