特定外来生物対策本部会議 県が今後の対策話し合う

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兵庫県は12月15日、特定外来生物対策本部会議を開き、斎藤知事や幹部らが各地域の現状や、今後の対策について話し合いました。

兵庫県は、県内で分布が拡大する特定外来生物の対策本部を2025年8月に設置していて、15日に2回目の会議を開きました。

対策本部は、イネの生育を妨げる水生植物、「ナガエツルノゲイトウ」と、サクラやモモなどの樹木を枯れさせる、「クビアカツヤカミキリ」の2種類の対策を強化する方針です。

会議では、各県民局からの報告を踏まえ、ナガエツルノゲイトウの侵入や拡散防止対策の早期実施と、クビアカツヤカミキリの防除指針の策定やマンパワーを確保することなどが確認されました。

兵庫県 斎藤元彦知事

「やはり県としても各県民局・県民センターなどと一緒に、きちっとできる限りの対策をしていくということが大事な局面に来ていますので、よろしくお願いします」

県は12月補正予算で「ナガエツルノゲイトウ」の緊急防除対策に5400万円を計上しています。

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