政務活動費不適切使用で辞職の松井重樹元県議 詐欺などの疑いで兵庫県警に刑事告発

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  • 松井重樹元兵庫県議

政務活動費を不適切に使用した問題で、2025年9月に辞職した松井重樹・元県議が、詐欺などの疑いで刑事告発されました。

告発したのは、県議会の自民・維新など主要4会派で、12日午前、生田署に告発状を提出し、受理されました。

松井元県議は2024年、県庁で打ち合わせがあったと偽り、前日に神戸市中央区内のホテルに宿泊した際の料金を政務活動費で充てる文書を作成し、宿泊代を不正に受け取った疑いがあるということです。

県議会の山口議長は「政治的責任を果たしても法的責任は別問題」として議会の信頼回復のため刑事告発に踏み切ったとしています。

兵庫県議会 山口晋平議長

「県民の不信、議会に対する信用を失ったことには、大変申し訳ない、お詫びを申し上げないといけない。松井元議員には議会の総意で告発したということが一つと、われわれがもう一度チェックを厳しくしていく必要がある」

松井元県議は宿泊料などを返還し、9月に議員を辞職しています。

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