共生社会の実現を 障害者と学生が共同制作 東灘区の工事現場に個性豊かな壁面アート

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障害者のアート活動などを支援しようと神戸市東灘区では、就労支援施設の利用者と学生が共同制作した壁面アートが、21日から掲示されています。

気分も上がるカラフルに彩られたポートタワー。

たくさんの文字が散りばめられた独創的な作品。

個性豊かな作品が並び、工事現場に美術館のような空間を作り上げています。

この取り組みは、障害者の創作活動を支援し、アートによる共生社会の実現を目指そうと神戸市など産学官で行っているもので神戸市東灘区森北町の工事現場には、6点のアート作品が掲示されています。

作品は、神戸市内にある就労支援施設の利用者22人と神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科の学生6人がワークショップを開くなどアイデアを出し合いながら制作。

個性あふれる文字やイラストなどを作品に落とし込み、多様な人々がつながる暮らしが表現されています。

就労支援B型事業所 ヨハク 西尾優里さん

「私の担当はこれです 色を付けました。完成して楽しいです」

就労支援B型事業所 ヨハク 矢坂法子さん

「うれしいです。一つ一つの作品があって、素敵な作品を見てほしい」

神戸芸術工科大学 吉村帆加さん

「利用者が心のままに描いたイラストたちが素敵でいいなと思って配置しました」

神戸芸術工科大学 山口晄大さん

「好きなものや思いを自由に表現する楽しさを感じ取っていただければ」

アートによる共生社会の実現への思いが込められた作品は工事が終了する2027年2月まで掲示される予定です。

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