神戸の須磨離宮公園では香り高い秋のバラが見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。
ピンクと白のグラデーションが美しい「マチルダ」。
レースのように広がる花びらは気温によって色が変わります。
神戸市立須磨離宮公園では約200種類、約3000株の秋のバラが見頃を迎えていて園内では「秋のバラ鑑賞会」が開催されています。
秋のバラは涼しい気候の中でじっくりと育つことで優雅な香りを長く楽しめる他、色味がより深く艶やかになるのが特徴です。
園内はフランスのヴェルサイユ宮殿をモチーフにデザインされていて訪れた人たちはアンティークな雰囲気の中、香り高く咲き誇る美しい秋のバラを楽しんでいました。
【神戸市立須磨離宮公園 金広慎二園長】
「春と比べるとやや小ぶりだが花の持ちが良い。色がくっきり濃い目に出るのできれいだと思う。花が咲かないバラは実がなったり香りが強く出るのでそのあたりも楽しんでいただけたら」
神戸市立須磨離宮公園のバラ園は12月7日まで開園しています。
