阪神淡路大震災からの復興への感謝を伝える神戸マラソンが11月16日に開催され、約2万人のランナーが兵庫県神戸市と明石市の街を駆け抜けました。
神戸マラソンの映像をダイジェストで振り返ります。
16日、快晴のもと開かれた「神戸マラソン2025」。
2025年も兵庫県内外から約2万人のランナーが参加しました。
また、スタート前には恒例となった合唱曲「しあわせ運べるように」が披露され、ランナーらは、鎮魂や復興への思いを心に刻みました。
そして午前9時。
復興の象徴・ヒマワリをイメージした黄色い手袋を身に着けたランナーたちが、一斉に神戸の街へと駆け出しました。
神戸マラソンは、「感謝と友情」をテーマに、阪神淡路大震災からの復興を支えてくれた人たちへの感謝を伝えようと、2011年に始まりました。
2025年の大会からは、競技性を追求するためにコースの一部を変更。
折り返し地点は従来の明石海峡大橋付近からさらに西に進んだ明石市の大蔵海岸に。
フィニッシュ地点はポートアイランドから、神戸ハーバーランドになり、高低差が少ないコースで実施されました。
一方で変わらないのは、沿道の熱気です。
ことしも多くの人がコース周辺に集まり、ランナーたちは、沿道の声援を受けて力強く走り抜けました。
事務局によりますと、2025年は全体の96%がフルマラソンを完走し、大会前日などを含め約6000人のボランティアが運営を支えたということです。

