
ヴィクトリーナ姫路 (左から)8大島杏花、7ミラ・トドロヴァ、18カミーラ・ミンガルディ、6吉田眞奈(背)、3田中咲希、12野中瑠衣、5伊藤麻緒 /(C)SV.LEAGUE

ヴィクトリーナ姫路 12野中瑠衣 /(C)SV.LEAGUE

SVリーグ女子 順位表
■サーブで崩す
<SVリーグ女子 第6節>
○ヴィクトリーナ姫路 3-0 岡山(11/15)
○ヴィクトリーナ姫路 3-0 岡山(11/16)
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女子バレーボールの大同生命SVリーグ、2位・ヴィクトリーナ姫路は11月15・16日、アウェイで岡山シーガルズと対戦し、連勝した(岡山県赤磐市・山陽ふれあい公園総合体育館)。
15日の試合。
ヴィクトリーナは第1セット、岡山に先行されたが、得点19-20から伊藤麻緒のブロックと、田中咲希の連続スパイクで逆転し、野中瑠衣(日本代表)のスパイクでセットを先取した(25-23)。
このあと第2セットは25-14、第3セットは25-12と岡山の攻撃を封じ、ヴィクトリーナがストレート勝ちした。
アウトサイドヒッター(レフト)のカミーラ・ミンガルディ(元イタリア代表)が21得点、一方の野中も19得点と活躍し、オポジット(ライト)の田中は14得点を挙げた。
また伊藤の4本を筆頭に計12本のブロックを決めた。
アヴィタル・セリンジャー監督は、
「まずはサーブでプレッシャーをかけることを徹底しました。その狙いがうまく機能したと感じています」とコメントした。
■10点台に抑える
16日の試合。
ヴィクトリーナは前日の勢いのまま、カミーラと野中の両レフトを中心にスパイクを決め続けた一方、各選手が岡山のスパイクを拾い、容易に得点させなかった。
3セットとも岡山の得点を10点台に抑え込み、2戦続けてストレート勝ちした(25-17、25-19、25-19)。
カミーラは24得点(アタック決定率49.0%)、野中は13得点を挙げた。
■次は好調KUROBE戦
ヴィクトリーナは前週の埼玉上尾戦から3連勝。
9勝3敗で2位をキープした。
個人成績ではカミーラが総得点234でリーグ3位。
野中は総得点170でリーグ13位(日本人2位)。
伊藤は1セットあたりのブロック決定本数0.71をマークし、リーグ4位につけている。
次節(11/22、11/23)はヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)に戻り、好調の4位・KUROBEと対戦する。
(浮田信明)