復興への感謝を 2万人が港町を駆け抜ける 震災30年の神戸マラソン

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  • ケニアのエリシャ・ロティッチ選手

阪神淡路大震災からの復興への感謝を伝える神戸マラソンが開かれ、およそ2万人のランナーが震災から30年となった神戸の街を駆け抜けました。

2025年の神戸マラソンにはおよそ2万人が参加し、復興の象徴・ヒマワリをイメージした黄色い手袋を身に着けたランナーたちが、震災の犠牲者に黙とうを捧げました。

大会は午前9時にスタート。ランナーが一斉に神戸の街へと駆け出しました。

神戸マラソンは、「感謝と友情」をテーマに、阪神淡路大震災からの復興を支えてくれた人たちへの感謝を伝えようと、2011年に始まりました。

2025年は、競技性を追求し、折り返し地点が明石市の大蔵海岸に変更され、フィニッシュ地点がポートアイランドから神戸ハーバーランドとなるなど、高低差が少ないコースで実施されました。

参加者たちは、沿道からの声援に笑顔を見せながら、それぞれのペースでフィニッシュ地点を目指していました。

男子はケニアのエリシャ・ロティッチ選手が、女子はケニアのジャクリン・チェラル選手が優勝しました。

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