立花容疑者側から示談申し入れ 元県議妻の代理人弁護士は交渉に応じないと返答

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  • 送検される立花孝志容疑者

  • 元県議妻の代理人 石森雄一郎弁護士

立花容疑者「真実相当性は争わない」 一部容疑を認める

死亡した元県議の名誉を毀損した容疑で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者が逮捕された事件で、元県議の妻側は、11月14日、立花容疑者側から示談の申し入れがあったことについて「交渉に応じない」と返答したことが分かりました。

立花容疑者は、2024年12月と2025年1月、亡くなった竹内英明元県議に関して事実無根の情報を自身のSNSや演説で発信し名誉を傷つけたとして、名誉毀損の容疑で逮捕・送検されています。

関係者によりますと立花容疑者と接見した弁護士から元県議の妻側に対し、従来の主張を変え、真実相当性は争わない方針が示された他、示談の申し入れがあったということです。

立花容疑者の弁護人 石丸幸人弁護士のYouTubeから

「本日、本人と話して真実相当性は争わないという弁護方針を決定いたしました。法律的に言うと否認ではなくて、自白ということで手続きが進んでいくと。きょう以降、示談の申し入れを進めていこうと」

これに対し、元県議の妻の代理人弁護士がサンテレビの電話取材に応じ、示談の申し入れに対する「交渉に応じない」と返答したことが分かりました。

元県議妻の代理人 石森雄一郎弁護士

「先方からは真実相当性については主張しないで自白するという趣旨の話と示談をしたいという申し入れがありました。具体的な内容は提示がありませんでしたけども、竹内さんに意思確認をしまして、竹内さんとしても示談に応じるつもりはないと意思を確認しましたので、その旨をすぐ返答させていただきました。しっかり公判請求、開かれた裁判の中で明らかにしてほしいと思っています」

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