
明石海峡大橋を鳥の目で楽しむツアー


世界最大級のつり橋・明石海峡大橋の主塔の最上部から高さ300メートルの絶景を「鳥の目」で楽しむ特別なツアーが行われました。
明石海峡大橋の主塔から迫力満点の眺めを楽しむツアー「ブリッジワールド」。普段は立ち入ることのできない管理路などを巡る人気の体験プログラムです。
今回、特別にガイドを務めたのが鳥瞰図絵師の青山大介さん。
鳥瞰図は、空を飛ぶ鳥の目線で地上を描いた絵で、青山さんはおよそ20年にわたり移り変わる神戸の街を記録してきました。
参加者たちは橋の科学館で橋の構造などを学んだ後、車道の下に設置された足元が見える格子状の管理路をおそるおそる徒歩で移動しました。
専用のエレベーターと階段で上へ移動すると、目の前には海面300メートルから見下ろした360度の大パノラマで明石海峡や淡路島、神戸の街が広がります。
もちろん景色を楽しむだけで終わらないのが特別なツアーの魅力。
緻密さや、時代背景を物語を絵に反映させた青山さんだからこそ語れる神戸の街並みの解説が披露されました。
参加者たちは普段見ることができない高さからの特別な景色と、青山さんの細かすぎる鳥の目解説を思う存分体感していました。