
尼崎市の会見
兵庫県の尼崎市は、市内の日本語学校の関係者8人が結核に感染して発病、13人が感染していたと発表しました。
尼崎市によりますと、2025年6月中旬、市内の日本語学校に通う20代男性に、せきや発熱などの症状が出たということです。
市外の医療機関を受診したところ、6月18日に結核と診断されました。
その後、接触者53人に健診を実施したところ、7人に結核の発病が確認され、13人が発病には至らないものの感染が確認されたということです。
最初に発病した男性は結核専門病院に入院し、現在は通院治療中です。
その他の発病者は、通院で服薬治療を行っていて、また感染者は予防的に服薬治療を開始しているということです。
尼崎市内で集団感染が確認されたのは2012年以来、13年ぶりです。