
神戸ストークス 23ヨーリ・チャイルズがダンクシュート =ジーライオンアリーナ神戸=/(c)B.LEAGUE

神戸ストークス 川辺泰三ヘッドコーチ(右は東頭俊典アシスタントコーチ兼通訳) =ジーライオンアリーナ神戸=/(c)B.LEAGUE

B2西地区 順位表
■青森に圧勝
<B2 第7節>
○神戸ストークス 98-49 青森(11/8)
○神戸ストークス 74-64 青森(11/9)
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B2西地区の首位、6連勝中の神戸ストークスは11月8・9日、本拠地ジーライオンアリーナ神戸に青森ワッツを迎えて連戦した。
8日の試合。
試合冒頭からストークスが流れをつかみ、八村阿蓮と谷直樹の3ポイントシュートや、ヨーリ・チャイルズのダンクシュートなどで、1Qから2Qにかけて18連続得点と走った。
青森に3点を返されたあと、さらにラウル・アルキンズのドライブシュートなどで19連続得点し、終わってみれば98-49のダブルスコア。
チーム最多の得点差「49」を記録した。
またこの試合でアイザック・バッツが個人通算3000得点を達成した。
■一転、緊迫ゲーム
9日の試合。
前日の大敗から、「神戸さんをどう止めるか戦略を練って」(青森・大島洋介ヘッドコーチ)臨んだ青森に対し、ストークスは「きのうの点差があったのか、入りが緩く」(神戸ストークス・川辺泰三ヘッドコーチ)、速い攻撃がなかなか展開できなかった。
3Q終了時点で58-52とリードしていたが、4Q冒頭から青森に連続10得点を奪われ、58-62と4点ビハインド。
しかしここから木村圭吾のシュートと寺園脩斗キャプテンの3ポイントシュートで再びリードを奪い返し、チャイルズがゴール下から連続得点して青森を振り切った。
チャイルズは35得点を挙げ、リーグ得点ランキング5位(平均18.2得点)につけている。
■ホームで負けなし
ストークスは連勝を「8」に伸ばした。
ジーライオンアリーナ神戸では今シーズン6戦全勝。
12勝1敗でB2西地区首位をキープしている。
川辺ヘッドコーチは9日の試合後、ここまでの成績について
「まだまだです。いい時と悪い時の差をもっと縮めたいし、誰が出ても自分たちのバスケットをもう少し表現したい。とはいえ数名はどんどんステップアップしている。しっかり12月末ぐらいまでには、僕が求めている所まで全員が届くよう、指導したいと思います」と語った。
また寺園キャプテンは、
「(鹿児島に敗れた)1敗が納得いってない。もったいなかったが、負けて成長できた部分もある。コーチ陣に求められていることを40分間、遂行することが結果につながると信じて、残りの試合も頑張っていきたい」と決意を語った。
次節(11/15・11/16)もホームゲーム。
東地区4位の岩手ビッグブルズと対戦する。
(浮田信明)