福知山線脱線事故 JR西日本が事故車両保存施設を12月遺族らに公開

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  • JR西日本 倉坂昇治社長

JR西日本は、福知山線脱線事故の遺族らに向けた説明会で、事故車両の保存施設を12月中旬ごろをめどに遺族らに公開することを明らかにしました。

説明会には、2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故の遺族や負傷者ら62人が出席しました。

この中で、JR西日本は、大阪府吹田市に整備される事故車両の保存施設が予定通り来月完成し、中旬ごろから遺族や負傷者たちの希望に合わせ施設内を案内すると発表しました。

展示や見学方法については、遺族から聞き取った意見や心理の専門家などの助言を取り入れて検討しているということです。

施設は、今後、警察や消防の職員をはじめ運輸事業の安全担当者などに限定的に公開する方針です。

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