【高校バスケ】ウインターカップ兵庫決勝 詳報

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  • 6連覇した三田松聖(グリーンアリーナ神戸)

  • 連覇した報徳学園(グリーンアリーナ神戸)

■女子/三田松聖がV6

<ウインターカップ兵庫県予選 女子決勝>

○三田松聖 80-63 神戸龍谷(11/2)

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高校バスケットボール・ウインターカップ(全国高校選手権)への出場校を決める兵庫県予選・男女決勝が11月2日、グリーンアリーナ神戸で行われ、サンテレビで生中継した。

女子決勝は三田松聖と神戸龍谷が対戦。

5連覇中の三田松聖は、1Qから小田歩羽彩(ふうあ 3年)・梅川すずの(2年)・花房結菜(2年)らが得点を重ね、3Q終了時点で神戸龍谷に19点差を付けた。

しかし神戸龍谷は4Q、藤田弓楽(ゆら 2年)の3ポイントシュートなどで猛追。

8点差まで迫ったが、三田松聖は黒田希歩(のあ 3年)の3ポイントシュートなどで連続9得点を挙げ、神戸龍谷を突き放した。

三田松聖は2020年の初優勝から6連覇を達成した。

試合後、木下楓キャプテン(3年)がインタビューに答え、

「全国の舞台でも、ベスト8の壁に向けて、自分たちの強みを生かしながら、全員で楽しんでバスケットをしていきたい」と語った。

■男子/今年も死闘、報徳V

<男子決勝>

○報徳学園 66-63 育英(11/2)

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男子決勝は3年続けて報徳学園と育英が激突。

一昨年は1点差で育英が、昨年は2点差で報徳が制した。

立ち上がり、育英の斎藤貫道(かんじ 3年)が3ポイントシュートを連続で決めると、報徳は身長197㎝の留学生、トンプシン・クリントン(2年 ナイジェリア)が豪快なダンクシュートを決め、1Qから激しい攻防を展開した。

3Q、育英が篠田凪斗(1年)が立て続けに3本の3ポイントシュートを決めると、報徳は山本勇生(2年)が2本の3ポイントシュートなどで返し、激闘は4Qに入った。

試合残り2.4秒、報徳が65-61と4点リードした場面で、育英はフリースロー3本を獲得。

川村海誠キャプテン(3年)がまず2本を成功させて2点差に迫った。

ここで川村は、残り1投をリングに当ててリバウンドを取り、シュートチャンスを得ようとしたが、ボールはリングに当たらず、報徳が押し切った。

2年連続7度目の優勝を果たした報徳の野々部旺樹キャプテン(3年)は、

「(ベスト8に進み)目標であるメインコートに立てるように、全員で力を合わせてウインターカップに臨んでいきたい」とインタビューに答えた。

(浮田信明)

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