ミツバチの生態を通して、環境について考えてもらう特別授業が、宝塚市の小学校で28日に行われました。
特別授業は、宝塚市が包括連携協定を結んでいるNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」と共同で行われ、市立光明小学校の3年生26人が参加しました。
「銀座ミツバチプロジェクト」は、2006年から東京・銀座のビルの屋上でミツバチを育てていて、子どもたちへの出前授業にも取り組んでいます。
きょうは、「ミツバチの生態と人との関わり」をテーマに児童たちがミツバチの自然界での役割や、蜂蜜がどのように作られるかについて学びました。
また、ミツバチの飼育で使う道具も紹介され、子どもたちは、蜜が入った巣箱を持ちあげて、その重さを体験していました。
参加した児童
「めっちゃ重い!」
「青(宝塚)はキャラメルみたいな味がするけど、黄色(銀座)はちょっと苦い」
「苦くないよ!甘いよ!」
銀座ミツバチプロジェクト 田中淳夫副理事長
「針があって怖いとか虫嫌いという、子どもたちが多いかもしれないけど、私たちの生活、食べる物を含めて地球の環境に、とても大切な役割を果たしている。それを学んでほしいなと思います」
この他、銀座と宝塚、それぞれで採れた蜂蜜が配られ、児童たちが、甘さや舌触りの違いを比べていました。
宝塚市は今後もこの取り組みを続けていきたいとしています。
