小学生が蜂蜜作りを体験する環境学習 宝塚市の小学校

  • X
  • Facebook
  • LINE

ミツバチの生態を通して、環境について考えてもらう特別授業が、宝塚市の小学校で28日に行われました。

特別授業は、宝塚市が包括連携協定を結んでいるNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」と共同で行われ、市立光明小学校の3年生26人が参加しました。

「銀座ミツバチプロジェクト」は、2006年から東京・銀座のビルの屋上でミツバチを育てていて、子どもたちへの出前授業にも取り組んでいます。

きょうは、「ミツバチの生態と人との関わり」をテーマに児童たちがミツバチの自然界での役割や、蜂蜜がどのように作られるかについて学びました。

また、ミツバチの飼育で使う道具も紹介され、子どもたちは、蜜が入った巣箱を持ちあげて、その重さを体験していました。

参加した児童

「めっちゃ重い!」

「青(宝塚)はキャラメルみたいな味がするけど、黄色(銀座)はちょっと苦い」

「苦くないよ!甘いよ!」

銀座ミツバチプロジェクト 田中淳夫副理事長

「針があって怖いとか虫嫌いという、子どもたちが多いかもしれないけど、私たちの生活、食べる物を含めて地球の環境に、とても大切な役割を果たしている。それを学んでほしいなと思います」

この他、銀座と宝塚、それぞれで採れた蜂蜜が配られ、児童たちが、甘さや舌触りの違いを比べていました。

宝塚市は今後もこの取り組みを続けていきたいとしています。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。