1985年日航機墜落事故で当時9歳の息子を亡くした遺族 講演で命の尊さなど訴える

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  • 明石市内で講演した美谷島邦子さん

1985年の日航機墜落事故で当時9歳の息子を亡くした遺族が、兵庫県明石市内で講演を行い命の尊さや空の安全対策の大切さを訴えました。

明石市内で講演を行ったのは墜落事故で当時9歳だった次男健さんを亡くした、美谷島邦子さんです。

1985年の日航機墜落事故では単独の航空機事故としては史上最悪となる520人が亡くなり歌手の坂本九さんらも犠牲となりました。

美谷島さんは、搭乗直前、最後につないだ手のぬくもりなど、遺族の思いを語りました。

美谷島さんは、遺族会の事務局長として、空の安全を訴えてきた活動を振り返った他、明石歩道橋事故の遺族などとも交流を深めていて事故後の遺族らが孤立しないよう精神的、経済的な支援を受けられる社会の重要性についても訴えていました。

またJALの職員による紙飛行機づくりも行われ参加者たちが事故の風化防止や再発防止と願っていました。

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