西宮署 証拠品の覚醒剤を紛失 誤って廃棄したか

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  • 西宮警察署

兵庫県警は西宮署で保管していた、事件の証拠品の覚醒剤を紛失したことを発表しました。

誤って廃棄した可能性が高いということです。

警察によりますと2024年5月、西宮市内で職務質問をしようとしたところ車両が逃走。

その後、放置された車両から粉末が付着したガラスパイプが見つかり、鑑定の結果、覚醒剤と判明していました。

西宮署では付着していた覚醒剤0・05グラムを小袋に入れた上、ガラスパイプとともに保管庫で管理していました。

2025年8月に43歳の男が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され10月2日、証拠品を検察庁に送致しようと捜査員が保管庫を確認したところ紛失が発覚しました。

紛失したのは覚醒剤0・05グラムが入った小袋のみで保管庫には、担当者以外が入れないように鍵がかけられていることなどから盗難に遇った可能性などは低いということです。

兵庫県警は、「証拠品の厳格な取り扱いについて指導を徹底してまいりたい」としています。

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