
神戸ストークス 1ラウル・アルキンズ /(c)B.LEAGUE

神戸ストークス 12木村圭吾 /(c)B.LEAGUE

B2西地区 順位表
■初黒星も連敗せず
<B2 第3節>
●神戸ストークス 81-89 鹿児島(10/15)
<第4節>
○神戸ストークス 98-71 静岡(10/18)
○神戸ストークス 82-73 静岡(10/19)
*****
B2西地区首位の神戸ストークスは10月15日、アウェイで鹿児島レブナイズに敗れ、今シーズン初黒星を喫したあと、10月18・19日、アウェイでベルテックス静岡と連戦した(静岡市中央体育館)。
18日の試合。
ストークスは2Q、35-35の同点から、NBAでもプレーしたラウル・アルキンズ(アメリカ)が再三ドライブシュートを仕掛けて突破口を開くと、八村阿蓮の豪快なダンク、ベテラン道原紀晃の巧みなシュート、ルーキー中島三千哉のBリーグ初得点など連続12得点を挙げ、一気に静岡を引き離した。
後半もストークスの攻勢は続き、最後は27点差を付けて大勝した。
■逆転許さず
19日の試合。
ストークスは試合開始すぐに木村圭吾が3ポイントシュートを2本連続して決め、主導権を握ると、後半もリードを保ち続けた。
試合終盤、5点差に迫った静岡がファウルゲーム(=相手にファウルを仕掛けて時計を止め、相手のフリースロー後に攻撃権を得る作戦)で逆転をねらったが、ストークスはファウルを受けたアルキンズ、木村、キャプテン寺園脩斗がそれぞれフリースローを全て成功させ、突き放した。
連勝したストークスの川辺泰三ヘッドコーチは、
「お互いが戦術を出し合い、修正し合う“やり合い”の中で、コーチとしても非常にタフで、そして楽しいグッドゲームでした。本当に内容のある2連戦だったと思います」とコメントした。
■6戦ぶり本拠地へ
ストークスはシーズン開幕から、寺園・木村・八村・アルキンズに、平均19.7得点のヨーリ・チャイルズら新戦力が活躍。
6勝1敗でB2西地区の首位をキープしている。
開幕2連戦をホームで戦ったあと、奈良→鹿児島→静岡とアウェイで5試合戦ったが、10月25・26日は本拠地・ジーライオンアリーナ神戸に戻り、6位・熊本ヴォルターズと対戦する(25日は12時5分開始、26日は14時5分開始)。
目標の「B2優勝」へ快進撃は続くか。
(浮田信明)