
淡路市長会会長の守本憲弘南あわじ市長(左)と斎藤元彦兵庫県知事
淡路島の3市長(淡路島市長会)らが、2026年度の予算編成に向け、イノシシやサルなどの獣害対策や小児科の救急体制を強化するよう兵庫県に求めました。
兵庫県南あわじ市の守本憲弘市長と淡路市の戸田敦大市長、洲本市の上崎勝規市長は、県議らと県庁を訪れ、斎藤知事に要望書を提出しました。
3つの市は、イノシシによる獣害対策を強化するため狩猟免許の取得費用の支援などを求めたほか、小児の一次救急体制を維持するための支援を要望。
淡路島では、島外の小児科医の応援がないと成り立たなくなっていて、安定的に小児科医を確保し、夜間など救急体制への支援を求めました。
淡路市長会会長 守本憲弘南あわじ市長
「小児科医が高齢化していて実態で言うと、夜間については99%以上を神戸大学のインターンの学生にやっていただいているという状況」
このほか要望書には、三原川水系で老朽化が進む護岸の修繕や津名港周辺の再整備なども盛り込まれています。