【INAC神戸】3連勝で首位浮上、高瀬愛実が300試合出場

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  • 300試合出場を達成した INAC神戸 11高瀬愛実(ノエビアスタジアム神戸)/(C) WE LEAGUE

  • 先制点を挙げる INAC神戸 9吉田莉胡(ノエビアスタジアム神戸)/(C) WE LEAGUE

  • WEリーグ 順位表

■17年間ひとすじ

<WEリーグ 第10節>

○INAC神戸 2-0 マイナビ仙台/(10/13)

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女子プロサッカーWEリーグ・INAC神戸レオネッサは10月13日、ノエビアスタジアム神戸でマイナビ仙台と対戦し、勝って首位に浮上した。

この試合で、チーム在籍17年目のベテランFW・高瀬愛実(たかせ・めぐみ 34歳 北海道出身)が今シーズン初先発し、国内トップリーグでの通算出場300試合を達成した。

高瀬は2009年にINACに入団し、2011年、なでしこジャパンとしてFIFA女子ワールドカップで優勝。

2021年にはWEリーグ第1号のゴールをノエビアスタジアム神戸で記録するなど、女子サッカーの歴史を築いてきた。

昨シーズンは公式戦27試合に出場し、今シーズンも開幕戦を除く9試合に出場して存在感を示している。

300試合出場について高瀬は、

「300試合出場を達成しましたが、先輩方はまだ続けていますし、そういう先輩たちに引っ張ってもらいながらこれからもやっていければと思っています」と語った。

また宮本ともみ監督は、

「私自身にとってもINACの歴史を知るうえで、彼女の存在は欠かせません。昔から一緒にプレーしてきた選手たちや、関わってくださった人たちの思いを次に繋げていくうえでも、とても大切な存在だと思います」と高瀬を讃えた。

■吉田が8得点目

13日の試合、INAC神戸は前半23分、愛川陽菜の右からのクロスに、吉田莉胡が頭で合わせて先制した。

その3分後、愛川がドリブルで一気に右サイドを駆け上がり、再び吉田に向けてクロスを提供。

吉田のヘディングシュートがポストに跳ね返った所を、水野蕗奈が右足で2点目のゴールを決めた。

吉田は今シーズン8得点目を挙げ、リーグトップをキープしている。

■次節で折り返し

INAC神戸は3連勝し、日テレ・東京ヴェルディベレーザを抜いて、再び首位に立った。

次節(10/18)はアウェイでアルビレックス新潟レディースと戦う。

次節で前半戦が終わり、25日からカップ戦も始まる。

(浮田信明)

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