神戸地方裁判所の新しい所長が就任会見を開き、「裁判のデジタル化に向け、より良い司法サービスや、環境整備に努める」と抱負を語りました。
神戸地裁の新しい所長に就任した徳岡由美子(とくおかゆみこ)(63)さんは明石市出身で、神戸大学を卒業後、1987年に裁判官に任官。
大阪高裁の判事や、京都家庭裁判所長などを歴任しました。
徳岡所長は、来年5月に予定されている民事裁判手続のデジタル化について、「デジタル化を実現する過程で、裁判のあるべき姿や将来像について、さらに議論を深めていく必要がある」と述べました。
また裁判で障害者への配慮などが必要となる場面では、事務局の率直な意見を取り入れるなど組織全体として信頼を得られる訴訟運営を構築したいとしています。
徳岡所長は9月18日付けで就任しています。
