実りの秋を迎え、朝来市では、地元の小学生が地域の特産品であるナシの収穫体験を行いました。
朝来市の「県立北部農業技術センター」を訪れたのは、朝来市立竹田小学校の4年生21人です。
この体験学習は地域の特産品であるナシの栽培を通じて農業への関心を持ってもらおうと行われたもので、ことし6月には児童たちが袋かけを行い、そのナシが収穫の時期を迎えました。
収穫したのは、大玉で、甘みと酸味のバランスが良い「新興」という品種で、児童たちは、たわわに実ったナシをひとつひとつ丁寧にもぎ取っていました。
体験のあとには、農業施設で育てられたさまざまな種類のナシが振る舞われ、みずみずしい秋の味覚を口いっぱいに頬張り、満面の笑みを浮かべていました。
収穫したナシは、それぞれが自宅に持ち帰り、家族や友達と一緒に味わうということです。
