
神戸ストークス (右端)4寺園脩斗キャプテン、(中央)川辺泰三ヘッドコーチ /(c)B.LEAGUE

神戸ストークス (中央)5アイザック・バッツ、(左から2人目)23ヨーリ・チャイルズ /(c)B.LEAGUE

B2西地区 順位表
■リバウンドで圧倒
<B2 第2節>
○神戸ストークス 79-69 奈良(10/11)
○神戸ストークス 81-66 奈良(10/12)
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B2開幕をホームで連勝した神戸ストークスは、バンビシャス奈良とアウェイで連戦した(ロートアリーナ奈良)。
11日の試合。
ストークスは試合開始から、新戦力のヨーリ・チャイルズ(前B1佐賀)の3ポイントシュートや木村圭吾(前B2福井)のシュートなどでいきなり連続9得点を奪い、さらにキャプテンの寺園脩斗(前B1北海道)からチャイルズへのアリウープが決まるなど、多彩な攻撃で前半を43-29と14点リードした。
後半は奈良に7本の3ポイントシュートを打たれたが、大量リードに守られ逃げ切った。
ストークスは計54本のリバウンドを奪い(奈良は30本)、2次攻撃(ストークス17得点・奈良2得点)で差を付けた。
■今はチームビルド
12日の試合。
この日も序盤から、金田龍弥の3ポイントシュート、寺園→チャイルズのアリウープ、アイザック・バッツのゴール下からのシュートなどで連続13得点と一気に走った。
1Qで19-8とリードすると、最後まで奈良に流れを渡さず、15点差を付けて勝利した。
ストークスはチャイルズ(202㎝)、バッツ(208㎝)らがペイントエリア(=ゴール下の塗色された長方形のゾーン。攻撃側は3秒以上とどまれない)で計40得点を奪い、ゴール下を支配。
2戦とも、一度も奈良にリードを許さなかった。
試合後、川辺泰三ヘッドコーチは、
「ディフェンスでは3ポイントシュートを抑え、相手をフリースローや2点で終わらせる場面も増えたのは収穫でした。年末までは“チームビルド期間”。勝って反省し、全員が遂行力を高めていけるよう、次戦に向けてしっかり準備していきたいと思います」と語った。
■25・26にホーム戦
ストークスは開幕から4連勝し、早くもB2西地区のトップに立った。
B2リーグは60試合を戦い、東西の3位以上とワイルドカードの計8チームがプレーオフに進出して優勝を争う。
次はアウェイでの試合が続き、15日に鹿児島レブナイズ、18・19日にベルテックス静岡と戦う。
そのあと25・26日に本拠地・ジーライオンアリーナ神戸で熊本ヴォルターズと戦う。
(浮田信明)