北川進氏にノーベル化学賞 「多孔性材料」を開発

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  • 神戸新聞号外

スウェーデンの王立科学アカデミーはことしのノーベル化学賞を、京都大学の北川進特別教授(74)ら3人に贈ると発表しました。

京都大学の北川進特別教授(74)は、分子が自然と立体構造に組み上がる「自己組織化」の手法を研究し、天然ガスなどの気体を微小空間に貯蔵できる「多孔性材料」を開発しました。

またかつて兵庫県立大学で非常勤講師をつとめていました。

神戸駅前では受賞を知らせる号外が張り出されました。

兵庫県の斎藤知事は「この度の受賞は若い研究者や次代を担う子どもたちに夢や目標を与えるものです。」とコメントを発表しました。

日本のノーベル化学賞受賞は6年ぶり、9人目となります。

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