【神戸ストークス】開幕2連勝! 八村・寺園ら新戦力が躍動

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  • 神戸ストークス 8八村阿蓮 =ジーライオンアリーナ神戸=/(c)B.LEAGUE

  • 神戸ストークス 4寺園脩斗 =ジーライオンアリーナ神戸=/(c)B.LEAGUE

  • ジェット風船も打ちあがったジーライオンアリーナ神戸/(c)B.LEAGUE

■大観衆も後押し

<B2第1節>

○神戸ストークス 94-87 福井(10/4)

○神戸ストークス 91-85 福井(10/5)

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Bリーグが開幕し、B2神戸ストークスは本拠地・ジーライオンアリーナ神戸に福井ブローウィンズを迎えて連戦した。

4日の試合。

アリーナは8759人の観客で埋まった。

ストークスは序盤、新戦力の八村阿蓮(前B1群馬 198cm)の3ポイントシュート2本などで順調に得点を重ね、1Q終了時には10点リードしたが、後半3Qに入って福井が逆襲。

ストークスから移籍した川島聖那の3ポイントシュート3本などで試合をひっくり返され、60-68と8点ビハインドで最終4Qを迎えた。

しかしここからストークスは攻撃を立て直し、八村がゴール下に飛び込んで打ったシュートがバスケットカウントを得て69-68と再逆転。

さらに新戦力のキャプテン寺園脩斗(前B1北海道 172cm)が、気迫のこもったドライブシュートを何度も決め、福井を突き放した。

前B1佐賀のヨーリ・チャイルズ(アメリカ)がチーム1の18得点・22リバウンド。

NBAでもプレーしたラウル・アルキンス(アメリカ)も16得点を挙げたほか、寺園が14得点、八村は11得点、古巣との対決となった前福井の木村圭吾が3ポイントシュートを2本を含む10得点を挙げた。

また司令塔の笹倉怜寿(前B1越谷)もチームをコントロールし、補強した6選手がいずれも活躍した。

試合はサンテレビで生中継された。

■選手のおかげ

今シーズンからストークスの指揮を執る川辺泰三ヘッドコーチは、試合後の記者会見で、

「大事なところで選手がしっかり活躍してくれた。きょうは選手のおかげで勝った試合だと思うし、何よりも皆さんの声援が力になったと思います」と選手をたたえた。

八村は、

「自分たちで流れを取り戻し、勝てたのは大きい。スリーポイントシュートは、僕自身、一生懸命取り組んでいることなので、最初2本決めたのはすごく嬉しかった。あと59試合、ずっと続けれるようにやっていきたい」と語った。

■成長していきたい

5日の試合も、ジーライオンアリーナ神戸に8370人が詰めかけた。

ストークスは、前日に続いてチャイルズや八村らがゴール下に突進して得点を重ねる一方、外から木村が3ポイントシュートを4本決めるなど、多彩な攻撃を展開。

最後まで福井に主導権を渡さず、押し切った。

チャイルズは27得点・15リバウンドを獲得し、2日続けて“ダブルダブル”(得点とリバウンド獲得数がいずれも2ケタ)を記録した。

試合後、観客に挨拶した寺園キャプテンは、

「2連勝できてホッとしています。まだまだ完成しきっていないチームなので、B2優勝の目標を達成できるように、1試合1試合、成長していきたいと思います」と語った。

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新しいトップリーグ「Bプレミア」への参入を来シーズンに控え、神戸ストークスは“最後のB2”優勝へ好スタートを切った。

次節(10/11、12)はアウェイでバンビシャス奈良と戦う(ロートアリーナ奈良)。

(浮田信明)

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