2025年8月、兵庫県警が任意同行を求めたところ自らの首などを刺して死亡した左官業の男（55）が、西宮市で起きたひき逃げ事件に関与した疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。

警察は10月1日にも、容疑者死亡のまま、男を危険運転致死などの疑いで書類送検する方針です。

2025年8月、兵庫県警が道路交通法違反の疑いで逮捕状を取った大阪府豊中市の左官業の男（55）に任意同行を求めたところ男は、捜査員の前で自らの首などを刺して死亡しました。

捜査関係者によりますと男は、8月3日に西宮市の国道で起きたひき逃げ事件に関与した疑いがあり、警察が捜査を進めていたということです。

防犯カメラの映像などから自転車で横断歩道を渡っていた60歳の女性を男が赤信号を無視して車ではねて死亡させ、そのまま逃げたとみられています。

警察は10月1日にも、容疑者死亡のまま男を危険運転致死とひき逃げの疑いで書類送検する方針です。