丹波市にある三宝ダムの管理トンネル内でおよそ半年間貯蔵・熟成させていた日本酒が蔵出しされ、9月30日、お披露目されました。
丹波市春日町にある、三宝ダムが管理するトンネル前でお披露目されたのは、丹波市内の「西山酒造場」「山名酒造」「鴨庄酒造」の3社が貯蔵・熟成させた日本酒です。
この取り組みは、トンネル内の気温が一年を通して15度前後に保たれ、酒の熟成に最適なことから、三宝ダムを管理する丹波県民局の提案で始まったもので、ことしで5年目を迎えました。
日本酒は兵庫県の酒米「ヒョウゴ・サケ85」などを原料としていて、ことし3月からおよそ半年間貯蔵。
順次蔵出しされています。
ことしの丹波市内は記録的な厳しい暑さとなりましたが、トンネル内の低温でゆっくりと熟成された酒は、まろやかで飲みやすい仕上がりになったということです。
この貯蔵酒は、3社の酒蔵などで10月1日から販売されます。
