豊岡市や朝来市などの但馬地域で、コウノトリとともに育てられた新米の販売が始まりました。
豊岡市内のファーマーズマーケットで販売が始まったのは、但馬地域のブランド米「コウノトリ育むお米」です。
29日は、豊岡市や朝来市などで9月下旬から収穫された新米が2キロと5キロに袋詰めされ店頭に並びました。
「コウノトリ育むお米」は、コメにも生き物にも優しい環境づくりを目指し、2003年から栽培されている但馬地域のブランド米です。
農薬や化学肥料をできるだけ使わないことから、安心・安全なだけでなく、田んぼには、カエルやドジョウなどが戻り、コウノトリのえさ場として野生復帰を支えています。
コウノトリとともにすくすく育った新米は、柔らかく粘りがあり、冷めてもおいしいのが特長だということです。
「コウノトリ育むお米」は、但馬地域の直売所や京阪神のスーパーなどで手に入る他、アメリカやシンガポールなど海外にも販路が広がっているということです。
