
ヴィッセル神戸 (左)吉田孝行監督、(右)3マテウス・トゥーレル /(C)VISSEL KOBE

J1順位表
■ホームでやり返す!
J1“3連覇”をめざす2位・ヴィッセル神戸は9月27日、ノエビアスタジアム神戸に11位・清水エスパルスを迎えて戦う(第32節 19時キックオフ)。
前節(9/23)の東京ヴェルディ戦は、大迫・宮代(2得点)・エリキのゴールで、4-0と圧勝した。
清水戦前日の26日、練習後に報道各社のリモート取材に応じたDFマテウス・トゥーレルは、
「(清水には)前回アウェイでやられているので(5/25、2-3)、やり返さなければならない。しっかり準備してきているので、チームとして必ずいい試合をして、いい結果を残せると思ってます」。
トゥーレルは清水戦が出場停止明け。
出場停止中のリーグ戦2試合(柏レイソルに0-0、東京ヴェルディに4-0)について、
「チーム力があることが証明できた。ケガ人が多く出ている中で、チーム力を落とさずにできているのは、選手たちの能力と努力もあるが、このクラブで働いてる全ての人間のパフォーマンスが高いことの証明だと思います」と語った。
同じく取材に応じた吉田孝行監督は冒頭、
「しっかり勝つ。それだけです」と一言。
トゥーレルについて、
「来日して、日本の文化や戦術に慣れるのに最初は少し時間がかかったが、日に日にフィジカルも強くなり、ケガもしなくなり、ビルドアップ(DFがパスやドリブルで攻撃を組み立てること)も上手くなった。本当にチームにとって欠かせない存在です」と評価した。
■順位、関係ない
J1リーグ戦は全チームが31試合を消化し、鹿島アントラーズが首位。
ヴィッセル神戸は、鹿島と勝点「4」差の2位につけている。
吉田監督は、
「順位は関係ない。鹿島さんとポイント差が縮まっているわけではない。自分たちは、負ければタイトルの可能性はどんどんなくなっていくという認識でいるので、目の前の、この清水戦だけを集中してやっていかなければいけない」と語った。
(浮田信明)