
収穫の時期を迎えた「丹波栗」
丹波地域の秋の味覚として人気が高い「丹波栗」が収穫の時期を迎えています。
大粒で甘みが強く色艶のよい「丹波栗」。
平安時代には朝廷への献上品として重宝されていたことで知られ、高級和菓子や洋菓子にも使用されるなど高く評価されています。
丹波篠山市では約370軒の農家が丹波栗を栽培していてこちらの農園では9月末から出荷作業が始まり、収穫した丹波栗を1つ1つ丁寧にふきんで磨き選別する作業に追われています。
丹波篠山市によりますと、2025年は猛暑による高温障害の影響を受けましたがまずまずの出来で、22トンの出荷を見込んでいるということです。
【丹波ささやま栗振興会 倉垣利明副会長】
「山で育てていますので味はどこにも負けないと自負しています。取れたてをすぐに食べていただきたい。私は栗ご飯が好きで丹波栗をふんだんに入れるのがおすすめ、新米の時期でもありますし」
丹波栗の収穫のピークは今週末から約1週間で、地元の農協の直売所やスーパーなどで販売されるということです。