但馬地方などに伝わる伝統芸能「麒麟獅子舞」を間近で体験できるイベントが新温泉町で開かれました。
国の重要無形文化財に指定されている麒麟獅子舞は、およそ370年前に鳥取県で始まったとされ、兵庫では但馬地域でも受け継がれています。
9月23日は、新温泉町に麒麟獅子舞を守り続ける県内外の7団体が集まり、各地区に伝わる舞を披露しました。
【但馬地域麒麟獅子舞保存会 西脇明会長】
「言葉だけで伝統芸能を保存しようと言っても難しいのではないか (体に)むち打って頑張ろう そういう気持ちで頑張っています」
会場には、獅子頭や衣装の展示の他、ペーパークラフトを作るコーナーなどが設けられ、訪れた人たちが麒麟獅子舞の魅力に触れていました。


