「早く元に戻ってほしい」 ウクライナから避難したバレエダンサーが小学生で特別授業

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ロシアの軍事侵攻を受け、ウクライナから淡路市に避難しているバレエダンサーが、市内の小学校で平和について考える特別授業が22日行われました。

淡路市立石屋小学校で特別授業の講師を務めたのは、戦禍が続くウクライナから淡路市に避難しているオレクシー・ゴギッゼさんとアナスタシア・レフクットさん。

そして市内で活動する世界的バレエダンサー・針山愛美さんで、3人は、同じバレエ団に所属しています。

ウクライナの2人はロシアの侵攻によって多数の命が失われた戦争の悲惨さを伝えた他、家族と離れた異国での暮らしや平和への強い思いなどを語りました。

淡路市に避難 アナスタシア・レフクットさん

「戦争で生活が一瞬で変わってしまった。家族や友達が大変な状況になってしまったので、早く元に戻ってほしい」

参加した6年生の児童は平和や母国への思いに触れ真剣に耳を傾けていました。

その後、本場のパフォーマンスも披露され躍動感のある伸びやかな演技に引き込まれていました。

参加した児童

「戦争はすごく悲しいことなんだなと分かった。バレエがすごくきれいだったので興味を持ちました」

「戦争のせいで家を離れるとか、家族がばらばらになるのは悲しいことなので、早く戻れたらいいなと思いました」

バレエダンサー 針山愛美さん

「平和がどれだけ奇跡的なことかを考えながら、将来そういう活動につながるようなことをみんながこれを機会にしてくれたらと思います」

また特別授業ではバレエ体験も行われ国境や言葉の壁を越え交流を深めながら平和の尊さや、助け合う優しさを学んでいました。

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