神戸で創造的復興サミット 阪神淡路大震災30年~経験や教訓を継承~

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  • サミットの様子

  • 石川県 馳浩知事

  • 熊本県 木村敬知事

阪神淡路大震災から30年を機に「より良い復興」をテーマとした国際会議、「創造的復興サミット」が兵庫県神戸市で開かれました。

※創造的復興…1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災(死者6434人・行方不明者3人)後、「災害前よりもより良いまちにしよう」という考え

地元の小学生による「しあわせ運べるように(神戸市歌)」の合唱で始まった「創造的復興サミット」。兵庫県の斎藤知事をはじめ、石川県や宮城県、トルコなど、国内外の被災自治体の関係者が出席しました。

兵庫県 斎藤元彦知事

「災害前よりもより良い社会を作っていきたいという思いは共通しているものだと思いますし、それこそが私たちが次世代につないでいくべき大切な考え方だと」

会議では、阪神淡路大震災から兵庫県が掲げてきた「創造的復興」をテーマに、被災した各自治体が復興に向けた取り組みや課題を発表したほか、被災地でのコミュニティづくりについて意見を交わしました。

9月20日で奥能登豪雨から1年となった石川県の馳浩知事は、

「仮設住宅などで複数年過ごさざるを得ない方々のコミュニティを構築しておかないと。見守りもそうです」と述べました。

また、宮城県南三陸町の佐藤仁町長は、「防災庁の設置を進めてほしい」と訴えました。

地元の小学生による「しあわせ運べるように(神戸市歌)」の合唱で始まった「創造的復興サミット」。兵庫県の斎藤知事をはじめ、石川県や宮城県、トルコなど、国内外の被災自治体の関係者が出席しました。

兵庫県 斎藤元彦知事

「災害前よりもより良い社会を作っていきたいという思いは共通しているものだと思いますし、それこそが私たちが次世代につないでいくべき大切な考え方だと」

会議では、阪神淡路大震災から兵庫県が掲げてきた「創造的復興」をテーマに、被災した各自治体が復興に向けた取り組みや課題を発表したほか、被災地でのコミュニティづくりについて意見を交わしました。

9月20日で奥能登豪雨から1年となった石川県の馳浩知事は、

「仮設住宅などで複数年過ごさざるを得ない方々のコミュニティを構築しておかないと。見守りもそうです」と述べました。

また、宮城県南三陸町の佐藤仁町長は、「防災庁の設置を進めてほしい」と訴えました。

最後に、大規模災害の経験と教訓を各自治体が連携して継承していくことなどを盛り込んだ「ひょうご宣言」が取りまとめられました。

8月、豪雨に見舞われた熊本県の木村知事は

「ひょうご宣言は、コミュニティの絆などについての強いメッセージを込めてもらっています。熊本の今回の大雨災害からの復興にもつなげていきたい」と述べました。

被災した自治体は、ともに次の大規模災害にも負けない強靭な社会の実現を誓っていました。

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