9月20日から神戸で始まる「大ゴッホ展」を前に、メディアを対象とした内覧会が開かれ、代表作のひとつである「夜のカフェテラス」など展示の内容が公開されました。
オランダ南部の小さな村で生まれ、37歳で生涯を閉じたフィンセント・ファン・ゴッホ。
仕事がうまくいかず苦難の連続でしたが、オランダを代表する画家の1人となりました。
「阪神淡路大震災30年大ゴッホ展夜のカフェテラス」の開催がいよいよ20日に迫った神戸市立博物館では、メディアなど対象とした内覧会が開かれました。
会場では、オランダのクレラー=ミュラー美術館が所蔵するコレクションから、ゴッホが描いた57点の作品を展示。
展示は今回と2027年の2回に分けて開催されます。
今回は画家としての前半、生まれ育ったオランダからフランス南部のアルル時代までを紹介。
近代美術を代表する画家になるまでをめぐります。
1888年、パリを離れたゴッホは、フランスのアルルへ。
まちの中心のフォルム広場で、あえて暗闇の中で夜の景色を油絵で描きました。
このほか会場では、ゴッホが影響を受けたとされるクロード・モネや、ピエール=オーギュスト・ルノワールなどの作品、合わせて17点も展示されています。
大ゴッホ展は20日から2026年2月1日まで、神戸市中央区の神戸市立博物館で開かれます。

