大阪・関西万博の国際交流プログラムの一環で、ソロモン諸島の学生が西宮市を訪れ、地元の小学生らと触れ合いました。
西宮市の甲子園浜を訪れたのは、ソロモン諸島から9月16日に来日した高校生4人です。
西宮市とソロモン諸島ホニアラ市は、環境分野での協力関係を築いていて、関西万博を機に、今回の交流事業が実現しました。
9月17日は関西学院大学の学生ボランティアがそれぞれ通訳・ガイド役となり、地元の小学生らとともに浜辺に潜むカニやヤドカリを捕まえて、海の生態系を守る大切さを学びました。
その後、西宮市立高木北小学校に移ったソロモン諸島の高校生たちは、民族衣装に着替えて児童の前に登場。
お祝い事の際に踊る「タガアイダンス」であいさつし、児童の心をつかみました。
またそれぞれの教室では、児童から折り紙やけん玉、それに日本に伝わる手遊びなどが紹介されました。
最後には机を囲んで給食を食べ、一日限りの「転校生」として児童と楽しく触れ合っていました。
ソロモン諸島の高校生らは、9月20日まで滞在する予定で、神戸の南京町や万博会場を訪れる予定です。
