木のぬくもり感じる作品を展示 養父市の木彫フォークアート展

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養父市で、木の彫刻をテーマに全国から公募した作品を集めた恒例の展覧会が開かれています。

「精米」と書かれた袋を背負い、重たそうにゆっくりと歩く女性。

米袋のシワまで繊細に彫刻されています。

養父市大屋町で開かれている展覧会「木彫フォークアートおおや」は木のぬくもりや安らぎを感じてもらおうと、毎年全国から木彫りの作品を募り開かれているもので、今回で31回目となります。

今回は全国から96点の作品が寄せられました。

グランプリ・文部科学大臣賞に選ばれたのは、兵庫県の水嶋昌雄さんの作品「だぁーいすき」。

別れ際に足にしがみついてくる愛犬の愛らしさを表現しています。

訪れた人たちは「見応えがある。根気のいる仕事で大変だと思う」「毎年作品を出しているけれどことしは落選だった。だんだんレベルが上がっていてことしは特にいいと思う」などと話していました。

この展覧会は9月28日まで入場無料で開かれていて、入館者による人気投票も行われるということです。

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