特殊詐欺被害を未然に防止しようと、兵庫県と県警が連携した対策本部の会議が開かれ、10月から「特殊詐欺多発警報」を運用することになりました。
県警によりますと2025年7月末時点の特殊詐欺による被害額は、およそ38億円余りで過去最悪となった去年1年間の被害額を、すでにおよそ6億円上回っているということです。
会議では被害の拡大防止を図るため「特殊詐欺多発警報」を10月1日から運用することが決まりました。
警報は、その月の特殊詐欺の認知件数などが、過去2年間で最多を更新した際の翌月などに発令され、発令から10日間は、集中啓発期間として各市町での防災無線による周知や金融機関のATMで監視が強化されます。
