神戸市の企業が、灘区の王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」の思い出を集めた写真集を、全ての市立小学校に寄贈することになり、贈呈式が行われました。
贈呈式は王子動物園の近くにある神戸市立福住小学校で行われ、タンタンの写真集を寄贈する、灘区の萩原珈琲の萩原英治社長らが出席しました。
雌のジャイアントパンダ「タンタン」は、阪神淡路大震災からの復興のシンボルとして「神戸のお嬢様」の愛称で親しまれましたが、2024年3月、28歳で天国に旅立ちました。
タンタンの写真集は神戸市立の全ての小学校や特別支援学校など169の学校に1冊ずつ寄贈され、市民らに愛されたタンタンをいつまでも忘れないでいてほしいとの願いが込められています。
寄贈された本は、各学校の図書室などで活用されます。
