兵庫県は3日、今月神戸で「復興」をテーマに開催される国際会議、「創造的復興サミット」の概要を発表しました。

兵庫県の斎藤知事は3日の会見で阪神淡路大震災から30年となる2025年「より良い復興」をテーマに、被災自治体の首長らを招き、9月20日に神戸で開催される国際会議「創造的復興サミット」の概要を明らかにしました。

会議には宮城県や石川県の知事のほか、海外からはトルコやウクライナの知事も出席を予定していて国内外の被災自治体が多く参加します。

また、開催期間中には、阪神高速震災資料保管庫や人と防災未来センターなどの視察のほかに県内の高校生や大学生による活動報告会も行われるということです。

兵庫県　斎藤元彦知事

「県民や国内外の皆さんに災害からの復興経験や記憶、創造的復興の理念をいま一度 、地域や文化を超え共有していただきたい」

会議で各地の復興の取り組みや、創造的復興について意見交換が行われた後、「ひょうご宣言」として取りまとめられます。