秋の実りたわわに 三田で小学生が稲刈り体験

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農業体験を通して子どもたちに地元の特産品の魅力を知ってもらおうと、三田市で小学生が稲刈りを体験しました。

稲刈り体験をしたのは、三田市立本庄小学校の5年生と6年生計13人です。

JA兵庫六甲は、三田の豊かな水や土が育む農産物の魅力を地元の子どもたちに知ってもらおうと、毎年この時期に稲刈り体験を企画しています。

収穫するのはことし5月に植えた「コシヒカリ」。

小さかった苗はたわわに実り、児童たちが鎌で丁寧に刈り取っていきました。

三田市は県内有数の米どころで、「コシヒカリ」や「どんとこい」の他、酒米の「山田錦」などが、5000トン近く収穫されています。

猛暑や水不足の影響はなく、粘りとつや、香りに優れた「三田米」として京阪神を中心に出荷されるということです。

収穫体験をした児童からは「楽しい」「本庄だからこそこういった体験ができてありがたい」などといった声が聞かれました。

【JA兵庫六甲 乙馬光宏さん】

「暑さで早く実り、刈り取りが早くなっている。みんな楽しそうにしてくれて稲刈りを楽しんでもらえたかなと思う」

収穫したコメは、児童たちが脱穀し、調理実習で活用されるということです。

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