神戸市長田区のゴム資材メーカーが、神戸市北区の有馬温泉とコラボして、新しい草履を発売しました。神戸の魅力あふれる一足となりました。
日本庭園を歩く、浴衣姿の男性。足元を見ると、そこには…。
金色に輝く、草履。その名は「有馬金泉ゾウリ」。
有馬温泉の源泉のひとつ、赤茶色でとろりと濁った泉質が特徴の「金泉」をイメージした草履です。
製作したのは、神戸市長田区に本社を構える、昭和23年創業のゴム資材メーカー「富士高圧」。
独自のラバー素材で様々なゴム製品を作る会社です。
「有馬金泉ゾウリ」を考案した、代表の東田文太郎さん。
発泡ラバーは、衝撃吸収の低反発と蹴り出し補助の高反発を両立。
老舗ゴム資材メーカーだけあって、デザイン性と機能性を両立した一足(いっそく)に仕上がりました。
なぜ、この商品を製作しようと思ったのでしょう。
今回、ゴム資材メーカーとコラボしたのが、日本三大名泉のひとつ「有馬温泉」。
現在10のホテル・旅館で販売しています。
そのうちのひとつが、温泉街を見晴らす絶景ホテル「有馬グランドホテル」。
東田代表は、この草履を通して神戸の魅力を発信したいと話します。
