
兵庫県警
同居する妻の遺体を車で運び兵庫県の洲本市内で遺棄したとして、西宮市に住む62歳の男が逮捕された事件で、警察は29日、男が妻を殺害した疑いがあるとして再逮捕しました。
殺人の疑いで再逮捕されたのは、西宮市の無職の男(62)です。
警察によりますと、男は8月2日の夜、自宅で妻(当時70歳)の首をタオルのようなものでしめて窒息させ、殺害した疑いが持たれています。
調べに対し、清水容疑者は容疑を認めていて「生活習慣などに不満がたまっていた」などと話しているということです。
警察によりますと、妻の遺体は、8月7日に洲本市内の県道脇で見つかり、衣服や靴は身に着けておらず、腐敗が進んでいる状態でした。
報道を知った男は翌日、西宮警察署に出頭。
「洲本の件は私です」と話し、「1人で自家用車で運び出した」という説明と現場の状況が一致したことから、9日に死体遺棄の疑いで逮捕されていました。
男は淡路島出身で、土地勘があったとみられていて、警察は事件のいきさつを詳しく調べています。