
(左) 大和氏、(右)村上昂輝アナ /横浜スタジアム
◾️◯阪神 3-2 DeNA /8月26日
阪神は9回、大山の2ランで逆転。その裏、石井が大ピンチを背負ったがしのぎ切った。
サンテレビの中継は、阪神-DeNAで活躍した大和氏が解説した。
(大和氏は昨シーズン限りで現役引退し解説者に。サンテレビでの解説は初めて)
村上アナ「放送席から見る景色は新鮮ですか?」
大和氏「最初は慣れなかったが、今はこっちの方が落ち着きますね(笑)」
(大和氏は阪神で12年、DeNAで7年プレーした)
大和氏「(両本拠地の違いについて)横浜スタジアムは野球を楽しんでいるファンが多い。甲子園は、皆さんが本当に試合に集中して見ているイメージ」
■筒香に連続被弾
(阪神先発は自己最多の11勝目をめざした村上)
村上アナ「実際に対戦された村上の印象は?」
大和氏「コントロールがいい。ベンチで見るより、打席に立って見た方が、いい投手だなという印象が残っている」
(村上は2回、筒香の9号ソロを浴び、4回、再び筒香に10号ソロを打たれた)
村上アナ「(村上の投球は)高めのボールゾーンですね」
大和氏「普通のバッターなら内野フライか空振りするゾーン。それを(筒香は)上手いこと反応して打っている」
(村上は2失点。7回でマウンドを降りた)
■9回にドラマ
(8回までわずかヒット1本の阪神。0-2で迎えた9回、中野・森下の連打で一死1、3塁とし、佐藤輝明の犠牲フライでまず1点)
大和氏「(外野フライに)佐藤は納得していないと思うが、大きな1点」
(中継カメラは、ベンチに戻り上を向いて大きく叫んだ佐藤の姿を捕らえた)
村上アナ「しかしまだ5番の大山がいます」
(二死1塁。大山はDeNAの抑え・入江の初球を叩いた)
村上アナ「ライトへ、ライトへ……上がった打球は……逆転の2ランホームラン!」
大和氏「クリーンアップの怖さを感じる一打ですね。(大山は)ライト方向にしっかりと捕らえている」
(しかしその裏、阪神3番手の石井に対し、DeNAは一死満塁と逆転サヨナラのチャンスを作った)
大和氏「(きょうの)石井はコントロールがもう一つかなという所がありますね」
(ここでDeNA三森はピッチャー返し。ヒット性の打球を、ショート小幡がダイビングキャッチした)
大和氏「素晴らしいですね。抜けていてもおかしくないが、よく追い付きましたね」
(石井は後続を打ち取り、ゲームセット。阪神は70勝に到達)
村上アナ「(2位巨人が敗れ)マジックナンバーは『14』になりました」
大和氏「タフな試合が続くが、しっかりと乗り越えてもらいたいですね」
(浮田信明)