神戸市西区の特産品、「神戸いちじく」が旬を迎え、出荷が始まっています。
とろける食感と濃厚な甘みが特徴の「神戸いちじく」。
完熟させてから早朝に収穫しすぐに出荷するため、一番おいしい状態のイチジクを堪能できると評判で、夏から秋を代表する果物の1つとなっています。
神戸市西区は県内最大のイチジクの産地で、「神戸いちじく」としてブランディングし、販売しています。
岩岡町では現在34人がイチジクを生産していて、12日も早朝に採れたイチジクの大きさや品質を確認しながら、出荷作業を進めていました。
生産者によりますと、2025年のイチジクは猛暑の影響で例年に比べて実は小さいものの、味は良いということです。
市内でとれたイチジクはすぐに直売所に並べられ、待ちわびた多くの人が旬の果実を買い求めていました。
「神戸いちじく」の収穫は11月ごろまで続き、京阪神を中心におよそ250トン出荷されます。
