JAグループ兵庫は8日、但馬や丹波地域を中心に、高温と雨の降らない日が続いているとして、県に農業被害の対策を求める要請書を提出しました。
8日午後、JA兵庫中央会の福本会長らが県庁を訪れ、農業被害の対策を求める要請書を斎藤知事に手渡しました。
要請書では、ことしの記録的な高温と少雨により、但馬・丹波地域で米や黒大豆などの農作物の生育不良、収穫量減少などが懸念されるとし、農業用水確保のためのポンプやホースの購入支援、被害が出た際の緊急融資や、無利子貸付制度の拡充などを求めています。
JAグループ兵庫によりますと、既にピーマンの収穫量減少や黒大豆の生育不良などが報告されているということで、今後の農業被害拡大も懸念されています。

