伝統工芸丹波焼の担い手不足を食い止めようと、丹波篠山市では陶芸家志望の人を対象にした、「窯元弟子入り体験」が行われています。
この取り組みは、高齢化などで丹波焼の担い手不足が深刻となっていることから、弟子や職人候補を発掘しようと、丹波立杭陶磁器協同組合が初めて企画しました。
7月下旬から丹波焼の6つの窯元で弟子入り体験が行われていて、このうち信凛窯(しんりんがま)では、陶芸家志望の女性が8月から弟子入り体験をしています。
この日は陶器を白く装飾する白化粧の工程を教わっていました。
その後、師匠の作品を手本に器づくりにも挑戦していました。
丹波立杭陶磁器協同組合は、今後もこの取り組みを続けていきたいということです。
