原爆の悲惨さを伝える企画展 終戦80年を前に

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8月15日で終戦から80年を迎えるのを前に、広島と長崎に投下された原爆の悲惨さを伝える企画展が8月7日から神戸市内で開かれています。

焼野原から見つけた祖父母の遺体の火葬を両親と見守る少年。

当時少年だった男性の記憶をもとに描かれた絵です。

企画展「原爆と人間」は、広島と長崎に投下された原爆の恐ろしさと戦争の悲惨さを伝え、平和について考えてもらおうと神戸市原爆被害者の会が1998年から毎年この時期に開催しています。

会場には凄惨さを伝える写真パネルや広島市立基町高校の美術部員らが被爆者の証言をもとに被爆直後の街の様子などを描いた「原爆の絵」35点が展示されています。

全身にやけどを負い水を求めてさまよう負傷者の様子など、今から80年前に被爆者が目の当たりにした惨状が証言とともに紹介されている他、その記憶を絵で表現した高校生らの思いも知ることができます。

企画展「原爆と人間」は8月12日まで開かれています。

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