特定外来生物による被害で兵庫県が対策本部を設置

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  • 特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」(兵庫県提供)

  • 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」(兵庫県提供)

特定外来生物による被害を防ごうと、兵庫県は対策本部を設置することを発表しました。

兵庫県の斎藤知事は6日の会見で、県内で生息が確認されている特定外来生物による農作物などへの被害拡大を防ぐため、対策本部を設置することを明らかにしました。

対象となる2種類の特定外来生物のうち、南米原産で水生植物の「ナガエツルノゲイトウ」は県内16の市や町で発生が確認されていて、繁殖するとイネなどの作物が生育不良になる恐れがあります。

また、県内9つの市で確認されている「クビアカツヤカミキリ」は、桜や桃などの樹木の内部を食い荒らして枯らします。

兵庫県 斎藤知事

「特定外来生物の拡大防止は今が大事なポイント、一度拡大してしまうと対応が困難になる」

特定外来生物を目撃した場合は、専用フォームから情報を提供してほしいと県は呼び掛けています。

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