三田市では、栗のようにほくほくと甘い特産の「さんだくり南瓜」の出荷が最盛期を迎えています。
栗のような甘さからその名が付いた「さんだくり南瓜」は、一般的なカボチャに比べて糖度が高く、煮物や天ぷらだけでなくスイーツの材料としても使用されています。
三田市の新たな特産品として2006年から生産が始まった「さんだくり南瓜」は、現在、三田市内で約60軒の農家が生産しています。
傷が付かないよう一つ一つ丁寧に収穫されたカボチャは、風通しの良い場所で10日ほど置かれ、さらに熟成させた上で出荷されます。
この夏の酷暑と雨が少ない影響で2025年の生産量は少し減る見通しだということですが、味は申し分ないということです。
さんだくり南瓜部会 生産者 西上明文さん
「ほっこりとした甘いおいしい南瓜、他と比べ物にならないくらいおいしい。南瓜の良さを知ってもらうためには、多くの人に食べてもらいたい」
「さんだくり南瓜」は、市内の農産物直売所のほか、近隣地域のスーパーなどでも販売されるということです。
